2021.06.01 11:01 更新
2021.06.01 配信
ASRockのミニベアボーンキット「DeskMini」シリーズに、9.94リットル筐体を採用した高拡張モデル「DeskMini Max」が登場した。
チップセットはAMD X300、ソケットはSocket AM4で、長さ200mmまでに制限されるもののグラフィックスカードの増設が可能。これにより、内蔵GPUを備えたRyzen APUに加え、TDP105WまでのRyzen CPUを搭載できるようになった。
また最大128GBまで対応するDDR4-3200×4本のメモリスロットを備え、ミニPCのベースとして一般的なMini-ITXマザーボードよりも拡張性に優れるのも特徴だ。ただし、チップセットがAMD X300のためPCI-Express4.0には非対応になる。
プロセッサはRyzen 5000/4000/3000/2000シリーズを搭載でき、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x2、Ultra M.2×1に加え、5.25インチオープンベイも標準装備。CPUクーラーは全高54mmまでの空冷クーラー、または120mmラジエターの水冷ユニットをサポートする。
ディスプレイ出力はDisplayPortx1、HDMIx1、D-Subx1。USBはフロントがUSB3.2 Gen.1 Type-Cx1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax2、USB2.0 Type-X2、リアがUSB3.2 Gen.1 Type-Ax2、USB2.0 Type-Ax2。ネットワークはギガビットLANで、ワイヤレスモジュール用のM.2 2230スロットも備える。
外形寸法は幅168mm、奥行き220.8mm、高さ268mm、電源ユニットは80PLUS BRONZE認証の550Wモデル(ピーク550W)を採用する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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