2021.06.07 15:46 更新
2021.06.07 配信
「COMPUTEX TAIPEI 2021」に合わせ、Thermaltakeがオンライン新製品発表会の「2021 Thermaltake Expo JUNE」を開催。特徴的なトライアングルサイドパネルを備えた「Divider」シリーズのPCケースを発表した。
「Divider 200 TG」はシリーズ中で最もコンパクトな、キューブ型のMicroATXケース。強化ガラスとスチールパネルで構成されるトライアングルサイドパネルはシリーズ共通で、フロント・トップ・左サイドの3面に強化ガラスを採用している。
冷却ファンは、フロント200mmファンとリア120mmファンを標準装備。フロントまたは右サイドに280mmサイズの水冷ラジエターをマウントできる。マザーボードは水平設置で、真上から強化ガラス越しに覗き込むことも可能だ。外形寸法は幅332mm、奥行き425mm、高さ365mm。
市場想定売価は、Blackモデルが109.99ドルでSnowモデルが119.99ドル。
また、新バリエーションとしてエアフローを重視した「Divider 200 TG Air」も発表。こちらはフロントパネルをメッシュ仕様に変更したバージョンで、通気孔がThermaltakeロゴの形状にカットされているというユニークな特徴もある。
こちらもBlackとSnowの2モデルをラインナップ。市場想定売価はBlackが119.99ドル、Snowモデルが129.99ドルとなっている。
「Divider」シリーズの尖兵として最初にリリースされていた、「Divider 300 TG」の新バリエーション「Divider 300 TG Air」も発表。こちらも上記同様にエアフローを重視したバージョンで、Thermaltakeロゴの通気孔を備えたメッシュパネルをフロントに装備している。
ATX対応のミドルタワーPCケースで、外形寸法は幅220mm、奥行き461mm、高さ475mm。市場想定売価はBlackが89.99ドル、Snowが94.99ドルとされる。
最後はシリーズで最も大きなサイズのATX対応ミドルタワーPCケース「Divider 500 TG ARGB」と、そのエアフロー強化版にあたる「Divider 500 TG Air」だ。
トライアングルサイドパネルを採用する点は他モデルと同様で、左サイドを全面強化ガラスに変更できるオプションパネルが付属。右サイドもエアインテーク付きのスチールパネルに換装できる。拡張性も最も豊かで、フロントに360mm、トップに280mmサイズのラジエターをマウント可能だ。外形寸法は幅230mm、奥行き466mm、高さ530mm。
市場想定売価は、「Divider 500 TG ARGB」のBlackが149.99ドルでSnowが159.99ドル。「Divider 500 TG Air」のBlackが129.99ドルでSnowが139.99ドル。2021年第3四半期の発売が予定されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Thermaltake Technology: https://jp.thermaltake.com/
COMPUTEX TAIPEI 2021: https://virtual.computextaipei.com.tw/