2021.06.09 18:01 更新
2021.06.08 配信
キャリアボードと組み合わせて使用するCOM Expressモジュールの新製品。カードサイズが125x95mmと小さいため、組み込み用のエッジサーバーやマイクロサーバー、医療用画像処理PCなどに向く。
SoCはRyzen Embedded 3000シリーズを使用し、16コア/32スレッドのEPYC Embedded E3451を筆頭に、商業グレードモデルはE3351/E3251/E3201/E3151/E3101、インダストリアルグレードがE3255の計7種類のラインナップが用意される。
ベースモデルのスペックはメモリスロットがDDR4 SO-DIMMx2(最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x2、ネットワークはIntel I210によるギガビットLAN、USBはUSB3.2×4、USB2.0x4で、シリアルポートも2ポート搭載。なおオプションでDDR4 SO-DIMMx4(最大128GB)やクアッド10ギガビットLANなどの構成にも対応する。
動作温度は商業グレードモデルが0~60℃、インダストリアルグレードモデルが-40~85℃、OSはLinux x64とWindows Server 2016(64bit版)をサポートする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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