2021.06.16 11:11 更新
2021.06.15 配信
複数のモジュールと筐体を組み合わせ、多彩なワークフローに対応するモジュラーThunderbolt拡張システム「DuoModo」シリーズがリリース。3タイプの拡張モジュールと3種類の筐体をラインナップ、これらを用途に最適な構成で組み合わせて運用する。
「DuoModo Echo III」モジュールは、昨年末にリリースされたThunderbolt 3変換ボックス「Echo III」をモジュラー化したもの。PCI-Express3.0(x16)×1とPCI-Express3.0(x8)×2の拡張スロットを備え、フルハイト・フルレングスのPCI-Expressカードを最大3枚搭載できる。400Wの電源ユニットを内蔵しており、Avid Pro Tools HDXカードなどに給電可能な75Wの補助電源コネクタも装備。冷却には超静音動作のNoctua製ファンを採用、PCとはThunderbolt 3インターフェイスで接続する。
「DuoModo eGPU」モジュールは、フルハイト・フルレングスかつ2.5スロット厚のグラフィックスカードを搭載可能なモジュラーユニット。将来に渡り最大級の電力を消費するグラフィックスカードを運用可能にするため、800Wの電源ユニットが内蔵されている。なお、冷却には2基のNoctua製ファンが採用されている。
「DuoModo xMac mini」モジュールは、IntelまたはM1のMac miniを安全に筐体にマウントできるモジュラーユニット。M.2スロット×2を組み込めるThunderbolt 3ストレージドックが一体化しており、最大16TBの高速ストレージをシステムに追加できる。また、フロントに3基のUSB(Type-C×2/Type-A×1)とThunderbolt 3ポートを備えている。
筐体は前述の通り3種類。2タイプのモジュールを搭載できる筐体は、デスクトップ型「DuoModo Dual Desktop」と2Uラックマウント型「DuoModo Dual Rackmount Enclosures」をラインナップ。外形寸法は、デスクトップ型が幅175mm、奥行き424mm、高さ231mm。ラックマウント型が幅482mm、奥行き419mm、高さ89mm。
モジュール1つを搭載できる、デスクトップ型筐体「DuoModo Single Desktop」も用意。こちらは外形寸法が幅88.9mm、奥行き424mm、高さ229mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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