2021.06.17 10:50 更新
2021.06.15 配信
Innodiskから、0~85℃の幅広い温度域で動作する産業グレードの次世代メモリ「DDR5 DRAM」モジュールが登場した。
第1弾モデルとしてアナウンスされたのは動作クロック4,800MT/s、容量は16GB(1Rx8)と32GB(2Rx8)の2モデルで、いずれも動作電圧は1.1V。
ちなみにDDR5の仕様では、ICあたり64Gbまでサポートしており、今後はモジュールあたり128GBの大容量モデルもラインナップ予定。また転送速度も6,400MT/sまで引き上げられることができるとのこと。
さらに電源制御がこれまでのマザーボードからメモリ基板上に移動したことで、使用していないDIMMスロットの電源管理機能を省略できる効果もあるという。
なお産業グレードのDDR5 DRAMモジュールは、ハイパースケーラーや5G、ディープラーニング、AI、エッジコンピューティング、スマートメディカル、スーパーコンピューティングなどに2021年第4四半期より順次採用が開始される予定。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Innodisk Corporation: http://www.innodisk.com/