ASUSやXiaomiから今年後半に搭載スマホが登場

Qualcommより、新フラッグシップSoCとなる「Snapdragon 888 Plus」がリリース。現行フラッグシップの「Snapdragon 888」をベースにパフォーマンスを改善、動作クロックやAIの処理能力が向上している。

「Snapdragon 888」と同じ5nmプロセスのSoCで、CPUは変わらず「Kryo 680」を採用。ただし動作クロックが2.84GHzから最大3GHz（正確には2.995GHz）に向上、AI処理エンジン「Hexagon 780」の演算性能も26TOPSから32TOPSに引き上げられている。特にゲームプレイやストリーミング、写真撮影などのAIパフォーマンスが向上するという。

そのほか、第3世代のSnapdragon X60 5Gモデムが統合され、通信速度は下り最大7.5Gbps、上り最大3Gbps。ミリ波およびSub-6の5G通信に対応している。

なおQualcommによれば、ASUSやXiaomi、Motorola、Vivo、Honorなどの各ブランドより、新しい「Snapdragon 888 Plus」を搭載したスマートフォンが2021年後半にも登場する見込みとされる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Qualcomm Incorporated： https://www.qualcomm.com/