2021.06.30 16:00 更新
2020.06.30 配信
今週NVIDIAよりリリースされた、Ampereアーキテクチャを採用するワークステーション・HPC向けGPU「NVIDIA A100 80GB PCIe」の受注開始がアナウンス。「NVIDIA A100 PCIe」をベースにしたPCI-Express4.0接続のGPUで、80GBものHBM2メモリを搭載している。
ビデオメモリは従来の40GBから2倍に拡張、メモリ帯域も1.6TB/sから2TB/sへと20%拡張されている。より大きなバッチサイズの演算を高速メモリアクセスで行えるほか、NVLinkで2枚の「NVIDIA A100 80GB PCIe」を接続すれば160GBの広大なメモリ空間を構築できる。
7nmプロセスを採用したAmpereアーキテクチャのGPUで、トランジスタ数は540億。演算性能は倍精度性能がFP64:9.7TFLOPS/FP64 Tensor Core:19.5TFLOPS、単精度性能はFP32:19.5TFLOPS/Tensor Float 32(TF32):156TFLOPS、半精度性能およびBfloat16が312TFLOPS。冷却はパッシブクーラーを装備、最大消費電力は250Wとされる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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