2021.07.07 15:08 更新
2021.07.07 配信
今年5月にアナウンスされたWestern Digitalのプロクリエイター向け「SanDisk Professional」シリーズの国内発売が決定した。
もともとプロクリエイター向け製品として、2012年に買収したHGSTの「G-Technology」シリーズを展開していたWestern Digital。2016年には世界的にも認知度の高いSanDiskを買収し、社内にクリエイター向けのブランドが2つ存在することになった。
当初はユーザーの混乱を避けるために両方のブランドを継続していたが、Western Digitalとしてどちらのユーザーからも信頼を獲得することができたこと。またクリエイターのワークフロー自体も大きく変わってきたこともあり、この2つを統合して「SanDisk Professional」を新設することにしたという。
製品ラインナップは、以前のアナウンス通り、書込最低400MB/secを保証するCFexpressカード「PRO-CINEMA CFexpress VPG 4」、帯域幅10GbpsのUSB Type-C対応カードリーダ「PRO-READER」シリーズ、「PRO-READER」の搭載も可能な4ベイ構成のThunderbolt 4ドッキングステーション「PRO-DOCK 4」、「G-Technology」の流れを組むポータブルドライブ「G-DRIVE」「G-RAID」などが用意される。
PRO-CINEMA CFexpress VPG 4 | 「PRO-READER」シリーズ |
PRO-DOCK 4 | 「G-DRIVE」「G-RAID」 |
発売時期については「PRO-CINEMA CFexpress VPG 4」が未定。それ以外の製品は7月下旬より順次発売が開始され、価格は「PRO-READER」シリーズがRED MINI-MAGS用が約30,000円前後、それ以外は15,000円前後、「PRO-DOCK 4」が80,000円前後になる予定。なお「G-DRIVE」「G-RAID」については既存モデルとほぼ同等の価格になる見込みだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Western Digital: http://www.wdc.com/