Cortex-A78とCortex-A55によるオクタコアCPU

MediaTekから、マルチメディアやAI、ゲームなどを快適に動作させることができるハイエンドタブレット向けに開発された高性能SoC「Kompanio 1300T」が発表された。

SoCのCPUコアは性能を重視したCortex-A78と電力効率の高いCortex-A55によるオクタコア構成で、9コアのハイパフォーマンスGPU Mali-G77 MC9を内蔵。さらに独自AI処理ユニットも搭載しており、最新の音声・画像・動画アプリケーションについても高速かつ効率的に処理することができる。

通信機能は5Gサブ6GHz帯や、5G-2CA、デュアル5G SIMに対応。また5Gエレベーターモードや5G HSRモードの拡張機能、独自の5G UltraSave省電力機能を備え、電力消費を抑えながら高速なデータ通信を行うことができる。

その他、2.5K解像度（リフレッシュレート最大120Hz）の液晶ディスプレイや、HDR10+ビデオ再生、108MP（4K/60fps）カメラ、Wi-Fi 6とBluetooth 5.2などに対応。なお搭載タブレットは2021年第3四半期より各社からリリースされる予定だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
MediaTek： https://www.mediatek.jp/