2021.08.04 10:34 更新
2021.08.03 配信
AMDがAppleの「Mac Pro」向けに提供する、プロフェッショナル向けGPU「Radeon PRO W6000X」シリーズがリリース。3Dレンダリングや8K編集など、要求の厳しいプロフェッショナルアプリケーションおよびワークロードに対応する。
「RDNA 2」アーキテクチャを採用する7nmプロセスのGPUで、レイテンシとワットパフォーマンスを向上させる「Infinity Cache」、「Infinity Fabric」によるマルチGPUに対応。「Mac Pro」における電力供給は、スロットおよびMPX Connectから行う。
ラインナップは全3モデル。「Radeon PRO W6900X」はシリーズにおける最上位GPUで、コンピュートユニット80基、ストリームプロセッサ数5,120基、Infinity Cache 128MB、メモリバス幅256bit、ビデオメモリGDDR6 32GBを実装する。TGPは300Wとされ、単精度浮動小数点演算は最大22 TFLOPS。
「Radeon PRO W6800X」は、コンピュートユニット数60基、ストリームプロセッサ数3,840基、Infinity Cache 128MB、ビデオメモリGDDR6 32GBを実装。TGPは300Wで、単精度浮動小数点演算は最大16 TFLOPS。
Radeon PRO W6800X Duo |
また、「Radeon PRO W6800X」ベースのデュアルGPUモデル「Radeon PRO W6800X Duo」もラインナップ。基本仕様は、コンピュートユニット数120基、ストリームプロセッサ数7,680基、Infinity Cache 256MB、ビデオメモリGDDR6 64GBを実装する。TGPは400Wで、単精度浮動小数点演算は最大30.2 TFLOPS。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
AMD: https://www.amd.com/