2021.08.05 10:38 更新
2021.08.04 配信
OPPOより、ディスプレイ内にインカメラを格納する最新の「Under-Screen Camera(USC) technology」が発表。2018年に開発に着手してから第3世代となるスクリーン技術で、カメラを格納しつつも違和感のないフルスクリーン体験を可能にする。
最新技術では新しいピクセルジオメトリを導入。ピクセル数を減らすことなく各ピクセルのサイズを縮小、カメラと重なる領域でも400ppiの品質を保証する。また、配線材料も透明な素材に置き換えられ、配線幅を50%削減する高精度な製造技術との組み合わせにより、優れた表示品質を獲得したという。
さらに画面の精度・色・明るさの制御も改善。正確なAI補正アルゴリズムを組み合わせ、画面全体の色と明るさの偏差を約2%に抑えた。新技術により、ディスプレイの寿命も最大50%改善している。
なお、現時点では次世代機への具体的な搭載予定はまだ決まっていない。引き続きハードウェア設計とアルゴリズム処理の両面で開発を継続。最終的に、より没入感を高めたフルスクリーンのアンダースクリーンカメラ技術の提供を目指している。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
OPPO Electronics Corp.: https://www.oppo.com/