2021.08.17 12:17 更新
2021.08.13 配信
組み込み向けコンピューティングを手がけるiBASEから、2.5インチサイズの新しいシングルボードコンピュータ「IBR215」がリリース。NXPのクアッドコアSoC「i.MX 8M Plus」を搭載する製品で、優れたパフォーマンスやマルチメディア機能、豊富なインターフェイス、通信機能を特徴とする。
NXP「i.MX 8M Plus」はCortex-A53ベースのSoCで、動作クロックは1.6GHz。メモリはLPDDR4 3GB、ストレージは内蔵の16GB eMMCに加えて最大104MB/sec対応のSDスロットを備えている。
また、通信モジュール用のM.2スロット(Key-B/3052)を備え、5Gモジュールを搭載可能。Wi-Fi+Bluetoothモジュールや4G LTEモジュール、カメラ、NFC/QRリーダーなどを組み込める拡張用のI/Oボードも接続できる。
そのほか本体側のインターフェイスは、USB3.0×2、miniUSB(OTG)×1、ギガビットLAN×2、HDMI2.0a×1など。電源用に12~24VのDC入力を備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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