採用ファンはトルクスファン4.0

240mmサイズラジエターを備えた、オールインワン型水冷ユニット標準のグラフィックスカード新製品。GPUはNVIDIA Ampereアーキテクチャ採用のGeForce RTX 3080（ETH/ハッシュレート43MH/s推定）で、冷却を強化させる事で、高いパフォーマンスを安定した動作を実現する。

ラジエターに搭載される120mmファンは、エアフローを集中させるインペラ形状が特徴の「トルクスファン4.0」を採用。ウォーターブロックはGPUに加え、メモリ部分までをフルカバーする銅製で、背面には金属製バックプレートを装着させた。ちなみにMSIのRTX 30シリーズグラフィックスカードでは、初めての一体型水冷モデルとされる。

CUDAコア数は8,704ユニット、ブーストクロック最大1,785MHz、メモリスピード19Gbps、メモリバス幅320bitで、GDDR6X 10GBのビデオメモリを実装。インターフェイスにDisplayPort 1.4a x3、HDMI 2.1 x1を備え、最大ディスプレイ出力数は4、最大解像度は7,680×4,320ドット。

外形寸法は幅125.8mm、長さ271.4mm、厚さ44.3mm。ラジエターサイズは幅124.4mm、長さ274.5mm、厚さ50.4mm、チューブサイズは10.8mm径、長さ470mm、本体重量は1,992g。

補助電源コネクタは8pin x2、最大消費電力は320W。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社： https://jp.msi.com/