2021.09.14 15:18 更新
2021.09.14 配信
Xiaomiより、次世代スマートグラスのコンセプトモデル「Xiaomi Smart Glasses」が発表された。最先端のMicroLED光導波路技術を利用することで、必要な設計スペースと重量を削減。一般的なメガネと変わらない、わずか51gの軽量デザインを実現している。
バックライトにMicroLEDを採用したディスプレイチップは、ほぼ米粒サイズのわずか2.4mm×2.02mm。画素サイズは4μmと極小で、メガネのテンプル部分に違和感なく収めることができる。
また、直射日光下でも視認できる最大200万nitの高輝度モノクロディスプレイを採用。光を180°屈折させるMicroLED光導波路技術により、正確に光を人間の目に伝達できる。レンズ内側の格子構造を組み合わせて光を屈折させることで、複雑な複数のレンズやミラー、ハーフミラーを使うことなく、単一レンズで実現したという。
スマートグラスは、クアッドコアのARMチップやバッテリー、タッチセンサー、デュアルビームフォーミングマイク、スピーカー、500万画素カメラ、Wi-Fi/Bluetoothモジュールなど合計497のコンポーネントで構成。Android OSと独自のAIを搭載し、通知や電話の発着信、ナビ機能、写真撮影、音声のリアルタイム翻訳、プロンプター機能などが利用できる。
文: 編集部 絵踏 一
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