2021.09.16 02:25 更新
2021.09.15 配信
Xiaomiがオンラインで新製品発表イベントを開催。ハイエンドスマートフォンの「Xiaomi 11T」シリーズを発表した。フラッグシップカメラと最先端機能をコンセプトとする「Xiaomi T」シリーズの最新作で、スタンダードモデルの「Xiaomi 11T」と上位モデル「Xiaomi 11T Pro」をラインナップする。価格は「Xiaomi 11T」が499ユーロからで、「Xiaomi 11T Pro」が649ユーロから。
シリーズ共通で1億800万画素メイン+800万画素120°超広角+500万画素テレマクロで構成される、プロ仕様の3眼AIカメラを搭載。映画さながらの効果をワンクリックで付与できる「Magic Zoom」や被写体周辺にフォーカスして集音する「Audio Zoom」など、特殊な機材不要で映画のような撮影が個人で楽しめる。また、上位モデルの「Xiaomi 11T Pro」は8KおよびHDR10+の動画撮影に対応する。
ディスプレイは6.67インチ「Flat AMOLED display」を搭載し、HDR+およびドルビービジョンに対応。最大120Hzの可変リフレッシュレート、タッチサンプリングレート480Hzの高速描画・高速レスポンスを特徴とする。また、「Xiaomi 11T Pro」はHarman/Kardonがチューニングしたドルビーアトモス対応のデュアルステレオスピーカーを備えるなど、総合的なエンタメ性能が極めて高い。
そのほか「Xiaomi 11T Pro」は、最短17分で5,000mAhの大容量バッテリーをフル充電できる、120W給電の「Xiaomi HyperCharge」に対応。120W給電と5,000mAhバッテリーを両立させたのはこれが初めてという。
いずれもデュアル5Gに対応するスマートフォンで、主なスペックは「Xiaomi 11T Pro」がSnapdragon 888、メモリ最大12GB、ストレージ最大256GB。「Xiaomi 11T」はMediaTek Dimensity 1200-Ultra、メモリ8GB、ストレージ最大256GBを内蔵する。
モデル別の価格は、「Xiaomi 11T Pro」の8GB+128GBが649ユーロ、8GB+256GBが699ユーロ、12GB+256GBが749ユーロ。「Xiaomi 11T」は8GB+128GBが499ユーロ、8GB+256GBが549ユーロ。カラーはメタルフィニッシュのメテオライトグレー、シンプルなムーンライトホワイト、多層ガラスのセレスティアルブルーをラインナップする。
Xiaomiのラインナップで“最も軽量で薄い5Gスマホ”として、ミドルレンジスマートフォンの「Xiaomi 11 Lite 5G NE」も発表。わずか6.81mmかつ158gという軽快さを特長とする。
カメラは6,400万画素+超広角+テレマクロ構成の3眼を搭載し、ナイトモードにも対応。ディスプレイはリフレッシュレート90Hz、タッチサンプリングレート240Hz仕様で、HDR10+およびドルビービジョンに対応する。
プロセッサはSnapdragon 778Gを搭載し、デュアル5Gに対応。価格は6GB+128GBモデルが369ユーロ、8GB+128GBモデルが399ユーロ。カラーバリエーションは、トリュフブラック/バブルガムブルー/ピーチピンク/スノーフレークホワイトの4色をラインナップする。
いまや希少な存在になっている、ハイエンドAndroidタブレットの新モデルとして「Xiaomi Pad 5」も発表された。超薄型・軽量デザインを特徴とする11インチタブレットで、WQHD+解像度の120Hz駆動オールスクリーンディスプレイを搭載。「Xiaomiスマートペン」によるペン入力にも対応する。
プロセッサはSnapdragon 860を搭載。ディスプレイはドルビービジョンに対応し、従来から大型化したドルビーアトモス対応のクアッドスピーカーを備える。そのほか、1,080pフロントカメラと2眼のAIリアカメラ、ゲームプレイ10時間と動画再生16時間を可能にする8,720mAhバッテリーを内蔵する。
価格は6GB+128GBモデルが349ユーロで、6GB+256GBモデルが399ユーロ。カラーはコズミックグレーとパールホワイトをラインナップする。
そのほか、スマートバンドの最新モデル「Mi Smart Band 6 NFC」やスマートプロジェクター「Mi Smart Projector 2」、メッシュ対応のWi-Fi 6ルーターなども発表された |
文: 編集部 絵踏 一
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