2021.09.17 12:20 更新
オールインワン型水冷ユニットなど水冷製品に加え、シミュレーションレーシングギアも手がけているAsetekからレーシングペダルの新製品。リアルなレーシングカーの挙動を再現した「Invicta Sim Racing Pedals」がリリースされた。価格は今年後半にアナウンスされる予定。
ヒールストップ、フットプレート、ペダルアーム(スロットルおよびブレーキ)が統合されたレーシングペダル。最大の特徴は油圧ダンパーを備えた特許取得のペダル機構「Twin Hydraulic Opposing Rapid Pistons (T.H.O.R.P) brake system」で、実際のレーシングカーの反動を忠実にシミュレートできる。
ペダル機構はフォーミュラカーおよびGTカーのレーサーの協力により、数百時間のテストを経て製品化。油圧システムは最大200バールの圧力に耐え、ペダルのメカニカルな機構も最大200kgの負荷に耐える構造を備えている。入力テストでも100万回以上の使用に耐えられることが証明されているという。
また、ペダルのトラベルや重さは、ソフトなアーケードフィーリングからハードなフォーミュラカーモードまで、好みで調整可能。独自ソフトウェアの「RaceHub software」により、ARGBイルミネーションのカスタマイズにも対応する。
そのほか、靴下での使用を想定したバージョンなど、交換可能なオプションのペダルプレートも発売予定という。
文: 編集部 絵踏 一
Asetek: https://www.asetek.com/