2021.09.29 20:16 更新
2021.09.29 配信
コンシューマ向け初のPCI-Expres4.0対応SSDコントローラを出荷したPhisonは、次世代インターフェイスPCI-Express5.0対応のNVMe SSDを開発中であることを発表した。
PCI-Express5.0では、帯域幅がこれまでの16Gbpsから2倍の32Gbpsに拡張。これによりPCI-Express4.0 SSDと同等の転送速度を半分のレーンで、同等のレーン数なら最大2倍の転送速度を実現できるという。
対応コントローラとなる「E26」シリーズは12nmプロセスで製造され、デュアルポートPCI-Expressや、SR-IOV、ZNSなどの機能に対応。またNANDフラッシュインターフェイスは最新のONFI5.x/Toggle5.xをサポートする。
なおPhisonでは、マザーボードメーカーに対してすでに初期サンプルの提供を開始。また搭載製品は2022年後半より出荷される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Phison Electronics Corporation: http://www.phison.com/