2021.10.18 12:51 更新
2021.10.15 配信
約2年前にLinuxスマートフォンの「PinePhone」をリリースしたPINE64から、その最新モデル「PinePhone Pro」が発表。現在は開発者向け先行モデルの予約受け付けが開始されている。12月までに出荷される見込みだ。
また、「PinePhone Pro」は11月を目処に大規模生産を予定しており、アーリーアダプター向けの“Explorer Edition”が2022年初頭に発売される見込みとなっている。
ディスプレイは1,440×720ドットの6インチIPS液晶で、プロセッサは6コアのRockchip RK3399S、メモリ4GB、ストレージ128GB eMMCを内蔵。外部ストレージは最大2TBのmicroSDカードが使用できる。「PinePhone」が4コアのAllwinner A64、2GB+16GBというスペックだったことから、大幅に性能が向上している。
PINE64によればアプリの動作やブラウジング、UIの操作感などはミドルレンジのAndroidスマートフォンと同等。Linuxベースのゲームやレトロゲームエミュレータなどを余裕をもって動作させることができるという。
そのほか、ソニーIMX258センサー内蔵の1,300万画素カメラと500万画素インカメラ、Samsung製の3,000mAhバッテリーを内蔵。外形寸法は幅76.6mm、奥行き160.8mm、厚み11.1mm、重量約215g。
文: 編集部 絵踏 一
PINE64: https://www.pine64.org/