2021.10.22 11:21 更新
2021.10.21 配信
Razerがオンラインイベント「RazerCon 2021」にて、サイバーパンクな外観が特徴のアクティブ換気マスク「Razer Zephyr」を発表した。「CES 2021」で公開された「Project Hazel」の製品版にあたるマスクで、スムーズに呼吸できる換気ファンとRGBイルミネーション機能を備えている。
口元左右の換気ファンで吸気し、顎部分から排気する仕組み。細菌を含む粒子を99%捕集(BFE 99%)可能な「N95」医療グレード準拠のフィルターを備えており、吸排気の両方で細菌をカットできる。フィルターは最大3日間ろ過効率を維持する事が可能で、Razerでは「使い捨てマスクの3倍長持ちするサスティナブルなマスク」としている。
また、口元は表情が確認できる曇り止めコーティング済みのクリア素材になっており、スムーズなコミュニケーションが可能。製品には曇り止めスプレーも付属する。
そのほか、専用アプリからカスタマイズできる「Razer Chroma RGB」対応のイルミネーション機能を搭載。“ゲーミングマスク”として魅せる演出が可能だ。なお、「Project Hazel」発表時に紹介されていた、内蔵マイクとスピーカーによる“通話機能”は搭載が見送られた。
換気ファンの回転数は4,200rpmと6,200rpmの2モードで、約3時間の充電で最大8時間(低速/LEDオフ時)使用可能。スタンバイは最大2日間とされる。外形寸法は幅181mm、奥行き104mm、高さ104mm、重量206.1g。
Razerによる販売価格は、9日分のフィルターが付属する単体モデルが99.99ドル、99日分のフィルターが付属した「Starter Pack」が149.99ドル。フィルター詰め合わせ「N95 Grade Filter Pack」は29.99ドル。
文: 編集部 絵踏 一
Razer: https://www2.razer.com/