2021.10.27 16:31 更新
2021.10.26 配信
従来モデルからパフォーマンスを高めたスマートフォン向け最新SoC計4モデルがQualcommから登場。いずれも2021年第4四半期から搭載モデルが投入される予定だ。
「Snapdragon 778G Plus 5G」は、「Snapdragon 778G」をベースにパフォーマンスを高めたハイエンドSoC。CPUは最高2.5GHzのオクタコアプロセッサKyro 670、GPUはAdreno 642L、映像プロセッサはSpectra 570Lで、モデムには下り最高3.7Gbps、上り最高1.6GbpsのSnapdragon X535Gを内蔵。ワイヤレス機能はWi-Fi 6対応のFastConnect 6700を搭載する。
「Snapdragon 695」は、「Snapdragon 690」をベースにCPU性能が最高15%、GPU性能が最高30%向上したミドルレンジSoC。CPUは最高2.2GHzのオクタコアプロセッサKyro 660、GPUはAdreno 619、映像プロセッサはSpectra 346Tで、モデムには下り最高2.5Gbps、上り最高1.5GbpsのSnapdragon X515Gを内蔵。ワイヤレス機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応のFastConnect 6200を搭載する。
「Snapdragon 480 Plus 5G」は、「Snapdragon 480」をベースにしたエントリーSoC。CPUは最高2.2GHzのオクタコアプロセッサKyro 460、GPUはAdreno 619、映像プロセッサはSpectra 345で、モデムには下り最高2.5Gbps、上り最高1.5GbpsのSnapdragon X515Gを内蔵。ワイヤレス機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応のFastConnect 6200を搭載する。
「Snapdragon 680 4G」は、ゲームやAI性能などを最適化した4G対応SoC。CPUは最高2.4GHzのオクタコアプロセッサKyro 265、GPUはAdreno 610、映像プロセッサはSpectra 346で、モデムには下り最高390Mbps、上り最高150MbpsのSnapdragon X11LTEを内蔵。ワイヤレス機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応のFastConnect 6100を搭載する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Qualcomm Incorporated: https://www.qualcomm.com/