2021.11.02 11:01 更新
2021.11.01 配信
Micronより、AMD Radeon RX 6000シリーズのグラフィックスカード向けにGDDR6メモリを供給することが発表された。
現在も品薄が続いているグラフィックスカードは、構成部材の中でもメモリの供給不足が生産のボトルネックになっていることが知られている。特に10月に登場したRadeon RX 6600シリーズはマイニング用途における需要も高いことから、店頭でもほとんど在庫がない状況が続いていた。今後こうした品薄傾向が改善に向かうことが期待される。
Micronが供給するGDDR6メモリは、10nmクラスの1zプロセス技術で製造される16Gb/16Gbpsのメモリチップで、最大512GB/secの転送速度を発揮する。これらを搭載するグラフィックスカードは、まずRadeon RX 6600シリーズとRadeon RX 6700シリーズを皮切りに、2021年第4四半期から販売が開始される見込みだ。
文: 編集部 絵踏 一
Micron Technology: https://www.micron.com/