2021.11.24 10:49 更新
2021.11.20 配信
Intelの最新CPUである第12世代Intel Coreプロセッサでは、x86系では初めて異なるCPUを1パッケージに統合した「ハイブリッド・アーキテクチャ」を採用している。これにより、優れたパフォーマンスと高い電力効率を両立しているわけだが、DRMを採用している一部のゲームでは「Eコア」を別システムとして認識して誤動作する場合がある。
そこでGIGABYTEでは、Intel Z690チップセットマザーボード向けに専用ユーティリティ「DRM fix tool」の提供を開始した。このユーティリティを使うことでをWindows上から必要に応じてシームレスに「Eコア」を有効化/無効化でき、DRMの誤動作が回避できるようになる。また「Intel Thread Director」による、コアの割り振りがうまく行かないアプリケーションを使用する場合にも有効だ。
「DRM fix tool」を起動したところ。「Park」と「Unpark」のボタンがあるだけのシンプルなユーザーインターフェイスを採用する |
「Park」をクリックすると、「Eコア」が無効化されて処理が割り当てられなくなる | 「UnPark」をクリックすると、「Eコア」が有効化され、全てのコアに処理が割り当てられるようになる |
なお「DRM fix tool」に対応するマザーボードとBIOSのバージョンは以下の通り。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: https://www.gigabyte.com/jp