2021.12.02 14:48 更新
2021.12.02 配信
放送局の中継車や副調整室向けに開発された4K/HDR対応の18型液晶ディスプレイ。HDR映像制作(ITU-R BT.2100/EBU TECH3320/Dolby Vision)で定められている全白輝度1,000cd/㎡に加え、全黒輝度0.001cd/㎡に対応。さらに100万:1の高コントラスト性能により、高い光学性能を備えたCINEMA EOSカメラが捉えたHDR映像も忠実に表現できる。
また画質エンジンのハードウェア性能を改良することで、より緻密なローカルディミング制御が可能。放送やシネマの映像制作で重要な黒の表現力が向上しており、夜景や花火などのシーンで暗部の階調表現を正確に表現できるようになった。
さらにHDTV放送規格ITU-R BT.709やUHDTV放送規格のITU-R BT.2020、デジタルシネマ規格DCI-P3、AMPASが提唱するカラーマネジメント規格ACESの伝送規格ACESproxyをサポートする。
主なスペックは解像度が3,840×2,160ピクセル、視野角は上下左右89°(コントラスト比10:1以上)、アスペクト比16:9。インターフェイスはBNC入力(12G/6G/3G/HD/SD-SDI)x4、HDMIx1、BNC出力(12G/6G/3G/HD-SDI)x4、BNC出力(MULTIFUNC.SDI OUT)x1、ヘッドホン端子x2、USB Type-Ax1、有線LANx1、GPIx1など。
スピーカー出力は2W(ステレオ)、本体サイズ(キャリングハンドル・スタンド含む)は幅443mm、高さ372mm、奥行き180mm、重量約7.5kg。VESAマウンタは100x100mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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