2021.12.09 14:43 更新
2021.12.09 配信
東芝からCMR(従来型磁気記録)方式を採用しながら、最大18TBの大容量を実現したNAS向けHDD「MN09」シリーズを発表した。
プラッタ数は9枚で、CMRの記録密度を高めるFC-MAMR(磁束制御型マイクロ波アシスト磁気記録方式)技術を同社のNAS向けHDDとしては初めて採用する。また内部を空気より軽いヘリウムにすることで、発熱を抑えている。
インターフェースはSATA3.0(6Gbps)、回転数は7,200rpm、バッファサイズは最大512MiB、最大転送速度は268MiB/sec、MTTFは120万時間、年間ワークロードは180TB、容量は18TBと16TBの2モデルがラインナップする。
外形寸法は幅101.85mm、奥行き147.0mm、高さ26.1mm、重量720g。なおサンプル出荷はすでに開始されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東芝デバイス&ストレージ株式会社: https://toshiba.semicon-storage.com/