2021.12.10 12:26 更新
2021.12.10 配信
Acoustuneブランドから、新ライン「Monitor」シリーズの第1弾モデルとしてステージモニターイヤホン「RS ONE」がリリース。耐久性の高さとモニタリング性能という、ステージモニターとして最も重要な要素を徹底追及して設計された。
2つのパーツで構成されるハウジングは、耐衝撃性・耐候性・耐熱性に優れたポリカーボネートを採用。部品点数を可能な限り減らしつつ、部品単位で剛性を高めることで、過酷な環境下でも故障しにくいイヤモニになった。また、コンパクトなボディに収めることで、誰でも幅広く使用できるデザインに仕上げられている。
ドライバーは医療用の合成基材であるポリマーバイオマテリアル「ミリンクス」を振動板素材に採用した、新開発のミリンクスELドライバー(9.2mm径密閉ダイナミック型)を搭載。軽量かつ高強度で柔軟、優れた過渡特性と高解像度かつ広いダイナミックレンジの再生能力はそのままに、より正確なモニタリングを実現しているという。
また、振動板からグリルまで距離を開けて配置。突発的にステージ上でハウリングのような大きな入力が会った場合でも、イヤホンのスピーカーが壊れにくい設計になっている。
そのほか、ワイヤレスイヤモニシステムとの相性問題を避けるため、的確なインピーダンスデザインを採用。ケーブルには高純度リッツ線とケブラーワイヤーを編み込んだ4芯構造の「ARM011」が使用されている。
プラグはイヤモニシステムで使いやすいストレートタイプ、コネクタは日本ディックスの新IEMコネクタ「Pentaconn Ear」を採用。ステージモニターとして重要な汗対策として、コネクタに汗が入りにくい構造(Pentaconn Ear Long-Type)も盛り込まれている。
なお、主な仕様は周波数特性20Hz~40KHz、感度108dB@1KHz(1mW)、最大入力30mW(定格 5mW)、インピーダンス32Ωなど。ケーブル込みの重量は約26g。
文: 編集部 絵踏 一
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