普段は片手で扱える5.94インチ、開けば7.1インチの大画面に

OPPOは新製品発表イベント「INNO DAY 2021」にて、フラッグシップに位置付けられるフォルダブルスマートフォン「OPPO Find N」を発表した。4年間の開発期間と6世代に渡る試作を経て完成した端末で、同社が市場に投入する初のフォルダブルスマートフォンとなる。12月23日に中国市場で発売される予定で、価格は7,699人民元から。

閉じた状態では5.94インチの一般的なスマートフォンとして使用可能で、展開することで7.1インチのタブレット級大画面が出現。端末の向きを持ち替えることなく、シームレスに動画視聴やゲーム、電子書籍などのコンテンツを楽しめる。有機ELを採用するディスプレイ解像度は、外側の5.94インチ画面が1,972×988ドット、内側のメイン画面が1,920×1,792ドットでリフレッシュレート120Hzに対応する。

折りたたみ大画面を可能にしている独自のヒンジ機構は、0.01mm単位の高精度で組み上げられた136個の部品で構成。閉じた際に水滴のような形状に折りたたまれる設計で、展開時に折り目が目立たない。また、ヒンジの開き具合は50～120°の角度で無段階に調節できる。

プロセッサはSnapdragon 888を搭載、メモリストレージは8GB+256GB/12GB+512GB、4,500mAhバッテリーを内蔵。最大33Wの急速充電「Super VOOC」および最大15Wのワイヤレス充電に対応するほか、5,000万画素広角+1,600万画素超広角+1,300万画素望遠の3眼カメラ、Dolby Atmos対応スピーカー、側面の指紋センサーなどを備える。

文： 編集部 絵踏 一
OPPO Electronics Corp.： https://www.oppo.com/