第6世代V-NANDフラッシュを採用

従来の2倍の帯域幅を誇るPCI-Express5.0接続に対応するエンタープライズ向けSSD。フォームファクタは2.5インチとEDSFF（E3.S）で、容量は1.92TBから15.36TBまで用意される。

NANDフラッシュは第6世代V-NANDを採用し、最大転送速度はシーケンシャル読込が13,000MB/sec、書込6,600MB/sec、ランダム読込2,500,000 IOPS、書込250,000 IOPS。なお従来モデルから電力あたりのパフォーマンスも30％向上しているという。

その他、1つのポートに障害が発生した場合でもデータ転送を続けることができるデュアルポート機能や、データの機密性、整合性、セキュアブートなどの機能を有効にするセキュリティプロセッサとRoot of Trust機能を備える。

なお「PM1743 SSD」は、すでにチップセットメーカーやサーバーメーカーへサンプルが提供されており、2022年の第1四半期から量産が開始される予定だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,： http://www.samsung.com/