2022.01.04 10:14 更新
2021.12.30 配信
SK hynix(本社:韓国)は2021年12月30日(現地時間)、Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)のNANDフラッシュメモリ事業買収の第1フェーズを完了。アメリカの独立子会社としてSolidigm(本社:アメリカ カリフォルニア州)を発足したことを発表した。
昨年10月にアナウンスされた、SK hynixによるIntelのNANDフラッシュメモリ事業買収だが、12月22日に中国政府による承認を受け、予定通りその第1フェーズとなるIntel SSD事業と中国大連にあるNANDフラッシュメモリ製造施設の取得が完了した。
また買収したSSD事業を管理するため、米国の独立子会社としてSolidigmを発足。同社ではIntelが運営していたSSDの製品開発、製造、販売などの管理が行われ、CEOには元Intelのシニア・バイス・プレジデントだったRobCrookeが就任した。
なおNANDフラッシュウエハーの製造・設計に関連するIPや研究開発従業員、大連工場の従業員、その他の有形・無形の関連資産などを含めた残り資産の取得を行う第2フェーズについては2025年3月以降に行われる見込み。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
SK hynix: http://www.skhynix.com/
Solidigm: https://www.solidigmtechnology.com/