2022.01.05 02:50 更新
2022.01.05 配信
Palit Microsystems(本社:香港)は2022年1月5日、Ampereアーキテクチャを採用する最新GPU、NVIDIA GeForce RTX 3050搭載グラフィックスカード計3モデルを発表した。いずれも国内市場での販売価格および発売日はアナウンスされていない。
NVIDIA特別講演において発表された、RTX 30シリーズのエントリーモデルであるGeForce RTX 3050。GeForce GTXシリーズからのアップグレードといった位置付けで、価格は249ドルから(NVIDIA発表)。
いち早く国内アナウンスされたPalitは、DualとStormXの2シリーズをラインナップ。いずれも優れた性能と電力効率を特徴とし、第2世代RTコアおよびDLSSやAIを効率よく実行するための第3世代Tensor Coreを搭載。“多くのゲームにおいてレイトレーシングを有効にした状態でも、 60fps以上のフレームレートを維持できる”という。
「GeForce RTX 3050 Dual OC」は、2基の90mmファンを搭載。バックプレートにはカットスルーエリアを設け、排熱効率を高めている。またVGAクーラーカバーの側面には、GeForce RTXの文字が発行するRGB LEDイルミネーションを内蔵する。
ベースクロックは1,552MHz、ブーストクロックは1,777MHz、メモリスピードは14Gbpsで、GDDR6 8GBのビデオメモリを実装。バスインターフェイスはPCI-Express4.0で、出力インターフェイスはHDMI2.1 x1、DisplayPort1.4a x3を装備。消費電力は130Wで、推奨システム電力は550W、補助電源コネクタは8pin x1。外形寸法は幅119mm、長さ245mm、厚さ40mm(2Slot占有デザイン)。
「GeForce RTX 3050 StormX OC」は、いわゆるMini-ITXサイズとなる長さ170mmショートモデル。小型システムでもフルサイズカードと同じパフォーマンスが体験できる。なおVGAクーラーカバーの側面には、Palitのロゴが発光するRGB LEDイルミネーションを内蔵する。
ベースクロックは1,552MHz、ブーストクロックは1,807MHz、メモリスピードは14Gbpsで、GDDR6 8GBのビデオメモリを実装。バスインターフェイスはPCI-Express4.0で、出力インターフェイスはHDMI2.1 x1、DisplayPort1.4a x3を装備。消費電力は130Wで、推奨システム電力は550W、補助電源コネクタは8pin x1。外形寸法は幅125mm、長さ170mm、厚さ40mm(2Slot占有デザイン)。
また定格モデル「GeForce RTX 3050 StormX」もラインナップ。ベースクロック1,552MHz、ブーストクロック1,777MHzで、その他スペックは共通。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Palit Microsystems: http://www.palit.biz/