2022.01.06 22:42 更新
2022.01.06 配信
ASRock Incorporation(本社:台湾)は2022年1月6日、DIY水冷に対応する数量限定のフラッグシップIntel Z690マザーボード「Z690 AQUA」シリーズを発表した。製品ラインナップはメモリスロットが4本のスタンダードモデル「Z690 AQUA」と、2本に制限したオーバークロックモデル「Z690 AQUA OC」の2モデルが用意される。
Z690 AQUA | Z690 AQUA OC |
いずれも標準装備されるウォーターブロックは、CPUだけでなくVRMもまとめて冷却できるモノウォーターブロックで、水漏れを事前に検出することができる「デジタル漏水検知センサ」が付属する。
DIY水冷に対応するモノウォーターブロックを使い、CPUだけでなく電源回路もまとめて冷却することができる |
また電源回路には現行最高峰の出力を誇る105A SPSによる20フェーズのデジタル電源回路を搭載。さらにサーバーグレードの12層PCBや、外部クロックジェネレーターを実装することでオーバークロック耐性を向上している。
「Z690 AQUA」の主なスペックはメモリスロットがDDR5-6400+x4(最大128GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbpps)x8(内4ポートはASMedia ASM1061)、Hyper M.2×3、拡張スロットはPCI-Express5.0(x16)x2、PCI-Express4.0(x4/x16形状)x1、PCI-Express3.0(x1)x1、M.2 2230×1。
メモリスロットが2本の「Z690 AQUA OC」。空いたスペースにはオーバークロック用の各種ボタンが実装されている |
「Z690 AQUA OC」の主なスペックはメモリスロットがDDR5-7000+x2(最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbpps)x6(内2ポートはASMedia ASM1061)、Hyper M.2×3、拡張スロットはPCI-Express5.0(x16)x2、PCI-Express4.0(x4/x16形状)x1、PCI-Express3.0(x1)x1、M.2 2230×1。
「Z690 AQUA OC」には最近では省略されることが多いPS/2ポートも搭載されている |
いずれもネットワークはMarvell AQC113CSによる10ギガビットLAN、Killer E3100Gによる2.5ギガビットLAN、Killer AX1675 Wi-Fi 6E無線LANを搭載。オーディオ回路はRealtek ALC 1220+ESS SABRE9218による7.1ch HDオーディオで、2ポートのThunderbolt 4や、システムの状態を表示できるOLED、Polychrome Sync対応のイルミネーション機能などを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/