ファン付きヒートシンクを搭載

QNAP System（本社：台湾）は2022年1月10日（現地時間）、M.2 2280スロットを備えた10ギガビットLANカード「QM2」シリーズ計3モデルを発表した。

いずれもネットワークコントローラにはMarvell「AQC113C」を採用し、基板上にPCI-Expressスイッチチップを実装することで、ネットワークコントローラとM.2スロットのデータ転送を効率化。さらにM.2スロットにはファン付きのヒートシンクを備え、サーマルスロットリングによる速度低下を抑えている。

「QM2-2P410G1T」は、10ギガビットLANx1、M.2×2を備え、M.2スロットはいずれもPCI-Express4.0（x4接続）に対応。バスインターフェイスはPCI-Express4.0（x8）。カードサイズは長さ187mm、幅68.9mm、厚さ19.35mm。

QM2-2P410G2T

「QM2-2P410G2T」は、10ギガビットLANx2、M.2×2を備え、M.2スロットはいずれもPCI-Express4.0（x4接続）に対応。バスインターフェイスはPCI-Express4.0（x8）。カードサイズは長さ187mm、幅68.9mm、厚さ19.35mm。

QM2-2P10G1TB

「QM2-2P10G1TB」は、10ギガビットLANx1、M.2×2を備え、M.2スロットはいずれもPCI-Express3.0（x4接続）に対応。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x8）。カードサイズは長さ152.65mm、幅68.9mm、厚さ18.9mm。

なお全てのモデル、ブラケットはロープロファイル（デフォルト）、ロープロファイルフラット（QNAP NAS向け）、フルハイトの3種類が付属する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
QNAP Systems,Inc.： http://www.qnap.com/