オーバークロックモデルもラインナップ

ASUSTeK Computer Inc.（本社：台湾）は2022年1月11日（現地時間）、2.9スロットの3連ファンクーラーを搭載する12GB版GeForce RTX 3080グラフィックスカード「ROG Strix GeForce RTX 3080 12GB」シリーズを発表した。

製品ラインナップはブーストクロック1,860MHz（OC mode時1,890MHz）のオーバークロックモデル「ROG Strix GeForce RTX 3080 OC Edition 12GB」と、1,710MHz（OC mode時1,740MHz）の定格モデル「ROG Strix GeForce RTX 3080 12GB」の2モデルが用意される。

いずれもVGAクーラーには、風量を高めた最新の「Axial-tech Fan」と、GPUとの接触面を高めた「MAXCONTACT」のベースプレートを採用する大型ヒートシンクを搭載し、冷却性能を向上。また「Super Alloy Power II」準拠の高品質なパーツや、基板上のパーツの実装を自動化した「Auto-Extremeテクノロジー」を採用する。

その他、「performance」と「quiet」の2つのモードを切り替えられる「Dual Bios Switch」や「Aura Sync」対応のイルミネーション機能、GPU温度が50℃を下回る場合にはファンの回転を停止するセミファンレス機能などを備える。

主なスペックはCUDAコア数8,960基、メモリスピード19Gbps、メモリバスは384bit、ビデオメモリはGDDR6Xで、出力インターフェイスはHDMI2.1×2、DisplayPort1.4ax3、バスインターフェイスはPCI-Express4.0（x16）。補助電源コネクタは8pinx3、外形寸法は長さ318.5mm、幅140.1mm、厚さ57.78mm。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.： http://www.asus.com/