2022.01.19 15:49 更新
2022.01.19 配信
キオクシア株式会社(本社:東京都港区)は2022年1月19日、4ビット/セル(QLC)技術を用いたUFS 3.1準拠の組み込み式フラッシュメモリについて、OEM顧客向けのサンプル出荷開始を発表した。
モバイル市場におけるストレージの大容量化・高機能化のニーズに対応するため、開発が進められていたフラッシュメモリ製品。3次元フラッシュ「BiCS FLASH」の1Tbit(128GB) QLC製品を用いた512GB QLC UFSで、今回PoC(Proof of Concept)試作品のサンプル出荷が開始された。
スマートフォンのフラッグシップモデルなど高機能モバイル機器において、QLCのUFS製品が十分な性能を発揮するかを確認する目的。ただし今回出荷されたサンプルは開発中のPoC試作品のため、一部機能の制限や今後仕様変更を行う場合があるとしている。
文: 編集部 絵踏 一
キオクシア株式会社: https://www.kioxia.com/ja-jp/