コンパクトかつクラス最速の読取り性能を実現した新6機種

株式会社PFU（本社：石川県かほく市）は2022年1月25日、A4高速イメージスキャナー「fi」シリーズの新モデルを発表した。2月28日より出荷が開始される。

製品ラインナップは、ADF（Auto Document Feeder）タイプが「fi-8190」「fi-8170」「fi-8150」、フラットベッド一体型タイプが「fi-8290」「fi-8270」「fi-8250」の合計6機種。従来モデル「fi-7180」シリーズの後継にあたる。

原稿積載枚数に応じて最適な分離トルクに切り替える、世界初の「自動トルク制御」を搭載。大量の原稿をセットしても安定した給紙が可能で、コンパクトながら毎分90枚というクラス最速の高速読取りを実現した。

また、従来機種で好評だった「原稿保護機能」が進化した。異常音の検知で搬送を止める技術に加え、新たに画像監視による技術を搭載。原稿の傾きをリアルタイム監視し、傾き量が安全範囲を超えた際は搬送を停止する。

そのほか、新開発の光学系技術「クリアイメージキャプチャ」も搭載。再現性・視認性の高い画像を生成し、高品質なイメージデータを提供する。インターフェイスはUSB3.2のほか、新たに有線LANに対応。PCとのネットワーク接続に加え、「PaperStream NX Manager」を利用したPCレスのスキャナー単体運用もサポートする。

文： 編集部 絵踏 一
株式会社PFU： https://www.pfu.fujitsu.com/