2022.01.27 15:00 更新
2022.01.27 配信
EIZO株式会社(本社:石川県白山市)は2022年1月27日、ドッキングステーション機能を搭載したクリエイター向け27型カラーマネージメント液晶ディスプレイ「ColorEdge CG2700」シリーズを発表した。製品ラインナップは4K解像度に対応する「ColorEdge CG2700X」と、WQHD解像度に対応する「ColorEdge CG2700S」の2モデル展開。
いずれもUSB Type-Cポートを備え、「ColorEdge CG2700X」なら94W、「ColorEdge CG2700S」でも92Wまでの電源供給が可能。MacBook Proシリーズなど、消費電力の大きいハイエンドノートPCでも電源アダプタを接続することなく給電を行うことができる。
また本体には有線LANポートや、USB3.1 Gen.1 Type-Ax2、USB2.0 Type-Ax2のドッキングステーション機能を備え、拡張性に制限があるノートPCの利便性を改善できる。
その他、放送向け「Hybrid Log Gamma方式」と、配信・映画制作向け「PQ方式」の両方のHDR入出力特性に合わせた映像表示や、4K/8K放送の色基準になる「BT.2020」準拠のカラーモード、入力信号のメタデータに連動してカラー設定(輝度・ガンマ・色域)の切替えを自動で行う「Sync Signal機能」などを搭載する。
「ColorEdge CG2700X」のスペックは、輝度500cd/㎡、コントラスト比1,450:1、応答速度13ms、視野角は水平/垂直178°、外形寸法は幅638mm、奥行き245mm、高さ415.9~570.9mm、重量約9.7kg(フード装着時約10.4kg)。
「ColorEdge CG2700S」のスペックは、輝度400cd/㎡、コントラスト比1,600:1、応答速度19ms、視野角は水平/垂直178°、外形寸法は幅638mm、奥行き245mm、高さ415.9~570.9mm、重量約9.4kg(フード装着時約10.1kg)。
いずれも液晶パネルはIPS方式、色域はデジタルシネマ規格「DCI-P3」が98%、フォト向け規格「Adobe RGB」が99%をカバーし、色再現は10bit表示に対応。スタンドは-5~35°チルト、344°スイベル、90°ピボット、155mm高さ調整をサポートし、製品保証は5年間。また購入から6ヶ月間の無輝点保証も提供される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EIZO株式会社: https://www.eizo.co.jp/