医療画像規格「DICOM Part 14」に準拠

日本エイサー株式会社（本社：東京都新宿区）は2022年2月3日、AOPENブランドの医療画像表示用ディスプレイ4機種を発表。2月4日より販売を開始する。画面サイズは23.8型の「AOPEN DT2462M-N」と21.5型の「AOPEN DT2162M-N」で、それぞれ10点マルチタッチパネルモデルとして「AOPEN DT2462M-P」と「AOPEN DT2162M-P」がラインナップする。

いずれも医療画像のグレースケール規格「DICOM Part 14」に準拠し、医療現場で求められる正確な陰影や濃淡差を表現可能。その他、医療機器の安全規格である「EN/UL 60601-1」や、電磁妨害に関するEMC規格にも準拠する。

またディスプレイ全体をアンチグレアガラスで覆うことで耐久性を向上。さらに7日間の連続使用を想定したサーマルフロー設計により、内部の温度を効率的に放出し、温度の上昇を抑え、部品の耐久性を向上させている。

23.8型モデルの主なスペックは、液晶パネルが非光沢AHVA、解像度はフルHD、表示色約1,670万色、色再現性NTSC72％、視野角は水平/垂直178°、輝度250cd/㎡、コントラスト比1,000:1、応答速度14ms、入力インターフェイスはDisplayPort1.2×1、DVI-Dx1、D-Subx1、スピーカーは2Wx2。外形寸法は幅581mm、奥行き175mm、高さ400mm、重量約9.3kg。

21.5型モデルの主なスペックは、液晶パネルが非光沢AHVA、解像度はフルHD、表示色約1,670万色、色再現性NTSC72％、視野角は水平/垂直178°、輝度350cd/㎡、コントラスト比1,000:1、応答速度22ms、入力インターフェイスはDisplayPort1.2×1、DVI-Dx1、D-Subx1、スピーカーは2Wx2。外形寸法は幅537mm、奥行き175mm、高さ390mm、重量約8.2kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
日本エイサー株式会社： https://acerjapan.com/