2022.02.08 16:50 更新
2022.02.08 配信
ソフトバンクグループ株式会社(本社:東京都港区)は2022年2月8日、100%子会社のSoftBank Group Capital Limited、およびソフトバンク・ビジョン・ファンド1が保有するArm Limited全株式のNVIDIAへの売却契約を解消すると発表した。
ソフトバンクグループは2020年9月14日付けプレスリリースで、Arm Limitedの全株式をNVIDIAへ売却すると発表。その後NVIDIAと取引の実現に向け努力を続けてきたが、規制上の課題を鑑みて、契約を解消することに合意したという。
契約解消に伴い、契約締結時にSoftBank Group Capital Limitedが売却対価の前受金として受領した12.5億ドル(1,438億円)については、契約時の条項に基づき返金する義務はなく、2022年3月期第4四半期の利益として認識される。
またArm Limitedは今後2022年度中に株式上場をするための準備を開始するという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ソフトバンクグループ株式会社: https://group.softbank/
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/