サイズは15.6リットルにスケールアップ、電源容量も750Wに

NZXT（本社：アメリカ カリフォルニア州）は2022年2月8日（現地時間）、オールインワン型水冷ユニットと電源ユニットを標準搭載するMini-ITX対応PCケース「H1」の新バージョンを発表した。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップする。

2020年2月にリリースされた、四角柱のようなデザインのミニタワーPCケース「H1」が約2年ぶりにリニューアル。最新のハードウェア事情を考慮して筐体サイズが13.6リットルから15.6リットルに大型化したほか、それに合わせて組み込まれる内部パーツも刷新された。

140mmラジエターを搭載するオールインワン型水冷ユニットは、LGA 1700/1200/115xおよびSocket AM4の最新プラットフォームに対応。電源ユニットは容量が従来の650Wから750Wに増強された、80PLUS GOLD認証のSFX電源ユニット「PS-7G1B」が組み込まれる。

また、初期の一部製品で発生したライザーケーブルの短絡問題に対する対策も盛り込まれ、より安定性を増したPCI-Express4.0対応のライザーケーブルを内蔵。「NZXT CAM」による統合管理に対応したファン・RGBコントローラも組み込まれている。

ドライブベイは、2.5インチベイ×2を実装。冷却ファンは、ラジエター用の「Aer P140mmPWM」（500～1,800rpm/最大98.17CFM/最大2.71mm-H₂O/最大38dBA）×1と、排気用の「RF-92RC1-B1」（600～1,800rpm/最大28.64CFM/最大1.1mm-H₂O/最大23dBA）×1を搭載する。

また、搭載可能なグラフィックスカードは、全長324mmかつ厚み58mmまでで、拡張スロットは2基。メモリは全高46mmまでサポートする。

フロントI/OはUSB3.2 Gen.2 Type-C×1、USB3.2 Gen.1 Type-A×2、ヘッドセットジャック×1。外形寸法は幅196mm、奥行き196mm、高さ405mm、重量7.6kg。

文： 編集部 絵踏 一
NZXT： https://nzxt.com/