2022.02.09 12:24 更新
2022.02.09 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2022年2月9日、高音質化技術を搭載しストリーミング対応を強化した最上位ウォークマン「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」を発表した。3月25日に発売が開始される。
「NW-WM1ZM2」は“Signature Series”に属する上位モデルで、純度約99.99%の総削り出し無酸素銅筐体を採用。内部ケーブルにもKIMBER KABLE社共同開発の4芯ケーブルが使われ、ストレージは256GBを内蔵する。「NW-WM1AM2」は総削り出しのアルミ筐体を採用、内蔵ストレージ容量は128GB。
NW-WM1AM2 |
フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM(最大384kHz/32bit)のハイレゾ音源再生に対応。すべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換する「DSDリマスタリングエンジン」、圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」も備える。インターフェイスは3.5mmアンバランスと4.4mmバランスの2系統を搭載している。
また、オーディオブロックの電源のバイパスコンデンサすべてにFTCAP3を搭載するなど、電源を強化。不純物の少ない素材によりシャシーの抵抗も大幅に削減、すべての接合部に高音質はんだを採用するなど、高音質を徹底追及している。
そのほか、従来シリーズと異なりAndroid 11ベースのOSを搭載し、Wi-Fiに対応。Amazon MusicやApple Music、Spotify、YouTube Musicなどのストリーミング・ダウンロードサービスを直接利用できる。
さらに5インチサイズの大型HDディスプレイを搭載し、操作ボタンの配置や大きさを変更するなど、操作性も改善。最大40時間の連続再生が可能なバッテリーはUSB Type-Cで充電を行う。
外形寸法と重量は、「NW-WM1ZM2」が幅80.5mm、奥行き142.5mm、厚み21mm、約490g。「NW-WM1AM2」が幅80.5mm、奥行き142.5mm、厚み20.8mm、約299g。
XJE-MHRWM1M2 |
また、新しい「ウォークマン WM1」シリーズの発売に合わせて、新シリーズに最適な音質にチューニングを施したテイラーメイドイヤホン「XJE-MHRWM1M2」もリリース。ウォークマンの音質設計者による長期間のフィールドテストを経てチューニングされた製品で、3月下旬より受注を開始する。
空間描写に優れた新機種の特長を活かす音質を追求し、細部に渡り調整。新機種のもつ音のスピード感と力強さを余すところなく表現できるという。ソニーストアによる直販限定で、価格は税込275,000円。さらに別途耳型採取費用として税込9,900円が必要となる。
文: 編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/