2022.02.18 17:45 更新
2022.02.17 配信
EIZO株式会社(本社:石川県白山市)は2022年2月17日、超高感度HDカメラ「SSZ-9700」「SSC-9700」を発表。いずれも発売は3月中予定で、価格はオープンプライス。
EIZOが2018年にグループ会社として加えたカリーナシステム株式会社と共同開発した製品で、高感度なイメージセンサーと独自の信号処理により0.003lx(「SSZ-9700」は0.004lx)の低照度環境下でも鮮明な映像を撮影可能。人の目や一般的なビデオカメラでは見えない暗闇でも鮮明な撮影ができることから、河川・港湾などのインフラ施設の監視や、警察捜査などでの活用を想定している。
SSZ-9700 | SSC-9700 |
「SSZ-9700」は、広角6.5mmから望遠230mmまでの焦点距離をカバーする光学35倍ズームレンズを内蔵。さらに最大10倍の電子ズーム機能を備え、組み合わせることで350倍までのズームに対応する。
また煙霧下でも鮮明な画像の撮影ができる「光学デフォグ」や、ハイゲイン時でも良好なSN比を実現する「2D/3Dノイズリダクション」、明暗の差が大きい場合でも撮影ができる「HDR機能」などを備える。
映像出力端子は3G-SDIx1、HDMIx1で、シリアルポートとしてRS-485も搭載。本体サイズは幅95mm、高さ95mm、奥行き165mm、重量1.5kg。
「SSC-9700」は、目的に合わせてレンズを選択できるレンズ非搭載モデル。映像出力端子は3G-SDIx1、コンポジットビデオx1で、シリアルポートとしてRS-485も搭載。本体サイズは幅78mm、高さ63.8mm、奥行き144.7mm、重量500kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EIZO株式会社: https://www.eizo.co.jp/