2022.03.01 18:35 更新
2022.03.01 配信
メディアテックジャパン株式会社(本社:東京都品川区)は2022年3月1日、5Gスマホ向けハイエンドSoC「Dimensity 8100」など計3モデルを発表。2022年第1四半期中に搭載スマートフォンが登場する予定だ。
「Dimensity 8100」は、フラッグシップ「Dimensity 9000」の下位に位置づけられる製品で、CPUには最大2.85GHzで動作するArm Cortex-A78コアを搭載。グラフィックス機能にはArm Mali-G610 MC6 GPUとMediaTek「HyperEngine 5.0 ゲームテクノロジ」を組み合わせ、170fpsの高フレームレートと優れた省電力性能による長時間のゲームプレイが可能になるという。
さらに最大200MPの高解像度カメラをサポートし、4K60/HDR10+の動画撮影やデュアルカメラによるHDR動画の同時録画に対応。その他、最新のノイズリダクションと、AIベースの低照度環境下におけるブレ除去技術を搭載する。
AIプロセシングユニットはAPU580、メモリはLPDDR5、ストレージはUFS3.1、ネットワークはWi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応。なお下位モデルとして2.75GHzのCortex-A78コアを採用する「Dimensity 8000」も用意される。
また最大3GHzのウルトラコアArm Cortex-A78、3基のArm Cortex-A78スーパーコア、4基のArm Cortex-A55効率コアからなるオクタコアCPUと、Arm Mali-G77 GPU、MediaTek APU 3.0を統合したミドルレンジモデル「Dimensity 1300」も同時リリースされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
メディアテックジャパン株式会社: https://corp.mediatek.jp/