メモリ対応AIO水冷に連結できる固定用ホールを装備

Thermaltake（本社：台湾）は2022年3月4日（現地時間）、水冷ユニットに接続できるDDR5メモリキット「TOUGHRAM RC Memory DDR5 5600MHz 32GB」および「TOUGHRAM RC Memory DDR5 5200MHz 32GB」を発表した。

「TOUGHRAM RC Memory DDR5」シリーズの新モデルで、動作クロック5,600MHzおよび5,200MHzに対応する。先月に4,800MHz動作のモデルが先行で正式発表されており、今回のリリースで「2022 Thermaltake Expo January」発表当初のラインナップが出揃ったことになる。

Thermaltakeによって選別済みの高品質ICを採用するDDR5メモリで、16GBモジュール×2構成。DDR5仕様に基づき、低電圧動作時の安定性を向上させるパワーマネジメントIC（PMIC）やECC（エラー訂正コード）を搭載している。また、アルミ製ヒートスプレッダに水冷ユニットへの固定用ホールを搭載。「Floe RC」「Floe RC Ultra」など、メモリ対応のオールインワン型水冷ユニットに接続できる。

主な仕様は、5,600MHzモデルがレイテンシ36-36-36-76、動作電圧1.25V。5,200MHzモデルは38-38-38-76、1.15V。いずれもメモリプロファイルはXMP 3.0をサポート、特にIntel Z690に最適化されている。

文： 編集部 絵踏 一
Thermaltake： https://www.thermaltake.com/