2022.03.10 10:19 更新
2022.03.08 配信
Toshiba America Electronic Components, Inc.(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2022年3月8日(現地時間)、年間ワークロード300TBに対応する高耐久仕様の3.5インチHDD「N300/X300 Pro」シリーズを発表した。
いずれも記録方式は従来型磁気記録(CMR拡張性)で、最大容量の18TBモデルでは記録密度を高めるため「FC-MAMR」(磁束制御型マイクロ波アシスト磁気記録方式)技術を実装。また東芝独自キャッシュや、安定性を高める「Stable Platter」、内部にヘリウムを充填する「ヘリウムシール」を組み合わせることで、信頼性を維持しながら高速化を可能にした。
「N300 Pro」は高負荷のワークロードが発生する大・中規模NAS向けモデル。容量は4TB~18TB、回転数は7,200rpm、MTTFは120万時間で、回転振動を軽減するRVセンサーを内蔵することで最大24ベイまでのNASをサポートする。
「X300 Pro」は最新アクチュエータ技術により、データアクセス速度を高めたクリエイター・エンスージアストゲーマー向けHDD。こちらも容量は4TB~18TBまでラインナップし、回転数は7,200rpm、MTTFは100万時間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Toshiba America Electronic Components, Inc.: http://toshiba.semicon-storage.com/us/