2022.03.15 22:00 更新
2022.03.15 配信
小米科技(本社:中国/Xiaomi)は2022年3月15日、Snapdragon 8 Gen 1を搭載した最新フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 12」シリーズを発表した。ベーシックモデルの「Xiaomi 12」とディスプレイやカメラ性能に優れた上位モデル「Xiaomi 12 Pro」をラインナップする。
昨年12月に中国市場向けにリリースされていたハイエンドスマートフォンで、今回あらためてグローバル向けモデルが発表された。価格は「Xiaomi 12」が749ドルから、「Xiaomi 12 Pro」が999ドルから。全世界50カ国で展開される予定ながら、現時点では日本向けモデルの発売は未定だ。
ディスプレイは「Xiaomi 12 Pro」が6.73インチ有機EL(3,200×1,440)、「Xiaomi 12」が6.28インチ有機EL(2,400×1,080)を搭載。いずれもリフレッシュレート120Hz(Proは可変)/タッチサンプリングレート480Hz、HDR+に対応する。アスペクト比は20:9とされ、アルミ合金のボディは69.9mmのスリム幅に収められた。
プロセッサはQualcommの最新SoC Snapdragon 8 Gen 1で、ベイパーチャンバーや大型グラファイトシートを組み合わせた放熱機構を内蔵。安定して高性能を発揮できる。メモリは最大12GB、ストレージは最大256GB、OSはAndroid 12ベースのMIUI 13。
メインカメラは、「Xiaomi 12 Pro」が5,000万画素広角(F1.9)+5,000万画素超広角(F2.2)+5,000万画素望遠(F1.9)という構成。「Xiaomi 12」は5,000万画素広角(F1.8)+1,300万画素超広角(F2.4)+500万画素望遠の3眼カメラを搭載する。
また、AIが被写体を正確に追跡・フォーカスする「Xiaomi ProForcus」に対応、連続撮影も前世代から209%高速化した。より多くの光を取り込める「Xiaomi 12 Pro」のカメラは「Ultra Night Photo」で鮮明な夜景を撮影できるほか、どのカメラでも4K/60Hz動画が撮影できる。
そのほか、バッテリーは「Xiaomi 12 Pro」が最大120W充電に対応した4,600mAhを内蔵し、約18分の充電で一日中使用可能。「Xiaomi 12」は最大67W対応の4,500mAhを内蔵する。「Xiaomi 12 Pro」にはharman/kardonチューニングのクアッドスピーカーも搭載されている。
さらにSnapdragon 870を搭載した下位モデルの「Xiaomi 12X」も発表。「Xiaomi 12」と同じディスプレイを採用、649ドルからの価格で販売される。
文: 編集部 絵踏 一
小米科技: https://www.mi.com/