現在開発中、次世代データセンター向けSSDの最新モデル

キオクシア株式会社（本社：東京都港区）は2022年3月23日、PCI-Express5.0インターフェイス向けNVMe SSDの第2世代モデル「KIOXIA CD8」シリーズについて、サンプル出荷の開始を発表した。

PCI-Express4.0の約2倍の帯域幅をもつ、次世代インターフェイスPCI-Express5.0向けの製品。「KIOXIA CD7」シリーズに続く第2世代モデルにあたり、転送速度はシーケンシャル読込最大7.2GB/sec、ランダム読込最大1,250K IPOSを発揮する。前世代に比べ約14％性能が改善した。

2.5インチかつ15mm高のフォームファクタを採用し、第5世代3次元フラッシュ「BiCS FLASH」と独自のコントローラ、ファームウェアなどで構成。1 DWPD（Drive Write Per Day）モデルは960GB～15.36TB、3 DWPDモデルは800GB～12.8TBまでの容量をラインナップする。また、SIEおよびSEDのセキュリティオプションに対応した暗号化機能付きモデルもリリースされる予定。

文： 編集部 絵踏 一
キオクシア株式会社： https://www.kioxia.com/ja-jp/