2022.03.23 17:04 更新
2022.03.23 配信
株式会社JVCケンウッド(本社:神奈川県横浜市)は2022年3月23日、JVCブランドより32型医用液晶ディスプレイ「CL-R813」を発表。6月下旬より販売を開始する。
4K(3,840×2,160ドット)解像度、800万画素の高精細表示に対応し、一般的なフルHD解像度では2枚表示ができなかった高解像度のCT/X線透視画像(1,024×1,024ドット)を上下各3枚、計6枚も表示可能。複数台のディスプレイを見比べる際の視線移動を軽減し、効率的な読影作業ができるようになる。
また本体には設置場所の照度に応じたキャリブレーションができる照度センサーや、常時画面を監視して輝度を安定化するフロントセンサー、人の動きを検知して離席時には消費電力を抑える人感センサーの3つのセンサーを標準装備。さらにDisplayPort1.2対応の入出力端子を備え、デイジーチェーン接続が可能なため、複数ディスプレイを設置する際のケーブルも最小限に抑えることができる。
主なスペックは輝度最大500cd/㎡(出荷設定280cd/㎡)、コントラスト比1,000:1、表示色最大10億7,374万色、視野角は水平/垂直178°。インターフェイスはDisplayPort1.2入力x2、DVI-Dx1、DisplayPort1.2出力x1、USB2.0ハブx3、USB2.0アップストリームx1。
スタンドはチルト、スイベル、上下昇降に対応し、VESAマウンタは100x100mmピッチ。外形寸法は幅742mm、高さ487.5~582.5mm、奥行き196.5mm、重量約10kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社JVCケンウッド: http://www.jvckenwood.co.jp/