2022.03.23 20:18 更新
2022.03.23 配信
QNAP Systems(本社:台湾)は2022年3月23日、2基の3.5インチホットスワップベイを搭載するホームユース向けNAS「TS-233」を発表した。
本体にはNPU(Neural network Processing Unit)プロセッサを備え、AI画像認識機能「QuMagie」により、NAS上の写真データを「People」「Things」「Places」「Events」に素早くグループ分けが可能。無料使用に容量制限があるGoogle Photoに変わる画像管理用ストレージに向く。
またOSにはQNAPの最新OS「QTS 5.0」を採用しており、Webブラウザを介してデータにアクセスできる「FileStation」や、NASにあるファイルをクラウドや別のストレージにバックアップする「Hybrid Backup Sync」、複数のユーザーでファイルを共有できる「Qsync」などの豊富な機能を利用できる。
主なスペックはプロセッサがクアッドコアのARM Cortex-A55(2.0GHz)、メモリは2GB、フラッシュメモリは4GB、ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)、ネットワークはギガビットLANx1を備え、転送速度は読込が約110MB/sec、書込が約100MB/sec。
インターフェイスはUSB2.0x2、USB3.2 Gen.1 Type-Ax1。冷却は80mmファンx1、電源は65W ACアダプタ駆動で、外形寸法は幅90.18mm、奥行き156.26mm、高さ188.64mm、重量1.11kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
QNAP Systems: http://www.qnap.com/