2022.03.29 22:34 更新
2022.03.29 配信
Palit Microsystems(本社:香港)は2022年3月29日、NVIDA GeForce RTX 3090 Tiを搭載するグラフィックスカードの新製品「GeForce RTX 3090 Ti GameRock OC」(型番:NED309TS19SB-1022G)および「GeForce RTX 3090 Ti GameRock」(型番:NED309T019SB-1022G)を発表した。
CUDAコア数10,752基を搭載したGeForce RTX 3090 Tiは、ゲーミングおよびマルチメディア、さらにクリエイターなど、あらゆるニーズに応えるアッパークラスGPU。高いパフォーマンスはこちらの検証記事で紹介済みだが、Palitでは解禁に合わせて2モデルを用意した。
両者の違いはブーストクロックで、上位機種「GeForce RTX 3090 Ti GameRock OC」は1,890MHz、「GeForce RTX 3090 Ti GameRock」は1,860MHzとした。その他共通で、ベースクロック1,560MHz、メモリスピード21Gbps、メモリバンド幅1,008Gb/sec、メモリバス幅384bitで、GDDR6X 24GBのビデオメモリを実装する。
インターフェイスはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4ax3。消費電力は460W、推奨システム電力は1,000Wで、補助電源コネクタには16pinx1を備える。VGAクーラーは2.9スロットで、2ボールベアリングのターボファンをデュアル搭載。低負荷時には回転が停止する0-dBテクニック機能も備えた。
さらに正面面積の90%を占めるARGBライティングは圧巻で、付属ソフトウェア「Thunder Master」の制御による他のグラフィックスカードには無いイルミネーションを楽しむ事ができる。外形寸法は幅137mm、長さ314mm、厚さ65mm。製品にはカードの歪みやスロットの損傷リスクを軽減するVGAホルダーが付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
Palit Microsystems: http://www.palit.biz/