2022.03.30 14:47 更新
2022.03.30 配信
Samsung Electronics Co., Ltd,(本社:韓国)およびWestern Digital Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2022年3月30日、次世代ストレージ技術の標準化に向けて協業開始を発表した。
今回の協業では、ホストデバイスとストレージデバイスが協調することで大容量化やスループットの向上などを実現する、次世代エンタープライズ向けストレージアーキテクチャであるZoned StorageソリューションをはじめとしたD2PF(Data Placement Processing and Fabrics)技術の標準化やソフトウェア開発など幅広い領域で連携する。
これにより新しいストレージ技術に対して、複数のデバイスベンダーだけでなく垂直統合されたハードウェアおよびソフトウェア企業からも確実にサポートを受けられるようになるという。
ちなみに両社はすでに、ZNS(Zoned Namespaces)SSDやSMR(Shingled Magnetic Recording)HDDなど、Zoned Storageデバイスに関する取り組みを開始。SNIA(Storage Networking Industry Association)やLinux Foundationなどの組織を通じて、次世代Zoned Storage技術のハイレベルなモデルやフレームワークを定義するとしている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Western Digital: https://www.westerndigital.com/
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/