2022.03.30 19:00 更新
2022.03.30 配信
ダイソン株式会社(本社:東京都千代田区)は2022年3月30日、空気清浄機能を搭載したノイズキャンセリングヘッドホン「Dyson Zone」を発表した。
ダイソンが約30年にわたり培った気流制御、空気の浄化、モーター技術の専門知識を用いて開発されたという初のウェアラブルデバイス。開発当初はシュノーケルのようなマウスピースとバックパックを組み合わせたデザインを採用していたが、6年の開発期間と500以上のプロトタイプ制作を経て、顔全体に接触することなく効果的にきれいな空気を送り届けることができる非接触型シールドデザインに至ったとのこと。
イヤーカップ部には空気を取り入れるコンプレッサを備え、超微粒子、ブレーキダスト、産業燃焼物、建築物などから出る粒子を捕捉する静電フィルターと、NO2(二酸化窒素)やSO2(二酸化硫黄)などの都市ガスを捕捉する活性炭フィルターを実装。非接触型シールドを通じて浄化したきれいな空気を口や鼻に届けることができる。
また独自マイクロホンアレイ技術で、外部からのノイズとモーター駆動音を低減するノイズキャンセルシステムや、高性能なネオジム電気音響システムにより、ミュージシャンやクリエイターが意図したとおりのサウンドを楽しむことができる。
発売は2022年秋から一部地域で開始される予定だが、日本での展開有無や時期については現時点で未定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ダイソン株式会社: https://www.dyson.co.jp/